Yubo’s Blog
日々の生活で感じること。 新しいことに挑戦すること。 その記録。
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美味しい玄米

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玄米を美味しく炊けるようになった。といっても特に大したことはしていない。長めに水につけてから炊く。それだけ。水の量もいろいろ工夫したけど、今は白米炊きと同じ量の水で炊いている。もっとも、これだと少し焦げ付くが、それがまた美味しく、香りも香ばしくなる。

玄米を食べるようになったのは、ふるさと納税がきっかけだ。それまで玄米を食べたことがなかったので、近くとはいえスーパーまで買い物に行き、重い米袋を持ち帰り、食べてみたらイマイチだったという失敗は避けたかった。でも、ふるさと納税なら宅配便で届けてくれる。しかも経済的な負担もほとんどない。試してみるにはちょうどいい機会だったので、できるだけ安くたくさんの量がもらえる自治体を探して頼んでみた。

初めて炊いた時は、ゴワゴワのおこわみたいなものが炊き上がった。見た目も硬そうで、食べてみてもパサパサして美味しくなかった。あごも疲れた。それもそのはずで、胚芽の残った玄米を水につけおくこともせず、白米と同じ量の水を入れてすぐそのまま炊き上げていたのだ。見た目がゴワゴワなので、次から単純に水の量を増やして炊いてみたら、ゴワゴワがそのまま膨らんだような炊き上がりになり、相変わらず硬いままで、全く美味しくない。おにぎりを握ろうとしても、ボロボロと崩れて形にならない。仕方がないから、カレーライスや炒飯にしてごまかしながら消費した。

何度か試しても上手くいかないものだから、その時は玄米を食べるのを一旦やめてしまった。白米に戻したら、口当たりはいいし、柔らかいし、あごも疲れない。ああやっぱりコメは白米だなんて感じた。それでも、玄米を食べている間に、少しだけ感覚の変化があったようだ。白米の食感に物足りなさを感じる。なんというか、菓子パンみたいに柔らかすぎる。極端な話、噛まないでもそのまま口の中で溶けていくような、そのまま飲み込めてしまうような感覚を覚えた。また、生成されすぎていて、香ばしさもなくなってしまっており、後味がやたらと甘い。これはまずいことになっているかもしれない。玄米を美味しく炊くこともできず、かといって白米を美味しく感じることもできなくなってしまっている…後戻りはできない。玄米を美味しく食べられなければ、主食に不満を抱えたまま生きていかなければならなくなる。

そういうわけで、玄米炊きの試行錯誤が始まった。水の量、水の温度、水につける時間を少しずつ変えていろいろ試した。白米をブレンドして、ちょうどいい味、香り、食感のバランスを探した。その結果、玄米:白米の比率を1:1とし、水の量は白米炊きと同じ量、水につける時間は12時間という炊き方に行き着いた。この「玄白米ブレンド50・12時間炊き」は、自分のもつ炊飯器ではおそらくベストな炊き方のように思う。おにぎりもしっかり、ふっくらと握れるようになった。しかも香ばしく、プチプチと弾けるような食感があり、食べ応えもあって腹持ちも良い。

毎日のコメを玄米にして一年くらいになる。美味しく炊けるようになり、今ではもうすっかり玄米食が定着している。調べてみると玄米は完全食と言われているようだ。タンパク質、ビタミン、ミネラル、糖分、いろんな栄養がバランスよく含まれていて、玄米と納豆、味噌汁があれば、それだけで健康な食事になるようだ。玄米は美味しいし、いろんな栄養をバランスよく取れる。玄米が好きだ。白米にはもう戻れそうにない。

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ゆぼ
ゆぼです。自由に、幸せに生きていくことが目標です。おいしい食事と心休まる音楽が好き。じゃがいも育てています。

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