「ポテトセラー」がほしい…そう思うようになりました🥔
先月からじゃがいもが収穫できるようになり、嬉しくて、掘っては持ち帰っていたのですが、少し前からじゃがいもが冷蔵庫から溢れ、保管場所に困るようになりました。ワイン愛好家は「ワインセラー」を持っていますが、「ポテトセラー」というのは聞いたことがありません。あるわけないと思いながら、それでもヤマダ電機やケーズ電気の家電コーナーをくまなく歩き回りましたが、ついに店員さんに「ポテトを保管するような製品ってありますか」と聞くことができず、時間ばかりが過ぎてしまいました。
悩んでいるうちに、だんだん寝室にまでポテトが溢れてきたので、いよいよ真剣に保管場所を探さなければならなくなりました。いろいろと思い悩んだ結果、思いついたのが、土に埋めるということ🥔…最初から掘らなければいいのですが、畑に行くたびに、嬉しくてつい掘っては持って来てしまうので、部屋に溢れているじゃがいもを、再び土に埋めもどすことにしました。ゆぼ農園は比較的海に近いことから、海風・山風が吹き抜け、土は砂礫質で水捌けがいいので、じゃがいもも快適にすごせるのではないかと思ったわけです。
写真はじゃがいもを埋め戻しているところです。深く掘った土に、じゃがいもをまばらに撒いて土をかぶせ、その上にまたじゃがいもを撒いて土をかぶせて…天然のポテトセラーを作りました。土に戻してから、何度か冷たい風の吹く夜があり、暑く乾燥した日があり、雨が三日続くこともありました。埋め戻したじゃがいもが心配で、何度かこっそり掘り戻したことがありますが、冷蔵庫や部屋に置いておいた時よりも新鮮に見えます。そして、気のせいかもしれませんが、ちょっと大きくなっている気もします。
朝、畑に行って、雑草を抜いて、畝を整えて、眺める。空気も気持ちいいし、お隣さんとお話ししたり物々交換することもできる。土を黙々と掘り返していると、穏やかな気持ちになれます。そして、帰ってくると心地よく疲れていて、夜は気持ちよく眠れます。もちろん、お金があればいろんなものを買えますが、自分で食べるものを自分でつくるということはとても基本的で、とても大切で、とても素敵なことのように思います。
さて、じゃがいもの保管場所が見つかって、まずは一安心です。これからは、まだ掘っていない畝はそのままにしておいて、お腹が空いたら畑に来て、食べる分だけ掘って持ち帰ることにします🥔